視診法で乳がんの早期発見

乳がんは早期発見、早期治療で治る確率がぐんと高くなる病気です。
定期的に病院で検診を受けるのが一番いいですが、まずは手軽に自分で行う自己検診からやってみてはいかがでしょうか。
ここでは自己検診のひとつである「視診法」について紹介します。

視診法とは

「視診法」とは目で変化を見るという方法です。
通常入浴前に行うのがいいとされています。
視診法を行うにおいて、注意点を挙げてみますので参考にしてみてください。

腕をおろした状態で見る

鏡の前に上半身裸の状態で立ち、両手を自然におろした状態で以下のようなことをチェックしてみましょう。
 乳房の左右の大きさ、形は以前と変化がないかどうか。
 乳房の位置が左右対象かどうか。
 乳房、乳首にひきつれた感じがないか。
 乳房、乳首にえくぼみたいなくぼみがないか。
 乳頭回りに変な湿疹などできていないかどうか。
 乳頭回りにただれなどがないか。

腕をあげた状態で見る

鏡の前に上半身裸の状態で立ち、両手をあげた状態で以下のようなことをチェックしてみましょう。
 乳房の左右の大きさ、形は以前と変化がないかどうか。
 乳房の位置が左右対象かどうか。
 乳房、乳首にひきつれた感じがないか。
 乳房、乳首にえくぼみたいなくぼみがないか。

以上のようなことを確認し、少しでもおかしいと感じた場合は専門医に早めにみせるようにしましょう。

乳頭や乳輪部の変化

乳頭や乳輪部などにアトピー性皮膚炎湿疹のような湿疹が出来ることがあります。この場合は副腎皮質ホルモン軟膏というのを使って改善していくことになります。
これとは違って乳頭がただれて治りにくく何回もかさぶたがびらんとなっていく場合がありますが、これは特殊な場合の非浸潤がんの場合に起こる症状です。
またパジェット病である場合もありますのでこういう状態になったら要注意ですので、早めに専門医を受診するようにしましょう。

脇の下にしこり

脇の下にしこりが出来ることがありますが、乳がんがリンパ節に転移している場合は脇の下にしこりが出来る場合があります。
この脇の下のしこりというのは腕の怪我などでも腫れておこる場合があるので一概にガンとは言えませんが、乳房や脇の下のチェックというのは常日頃行っておく必要があります。

皮膚がくぼむ変化

しこりが悪化して皮膚の表面にまででてくるとえくぼのように皮膚がくぼんだり、皮膚がひきつれたりすることがあります。
最初のうちは乳房をつまむことでへこみが分かる感じなのですが、進行するにつれて何もしなくても見ただけでくぼむようになってきます。
また皮膚がオレンジの皮のようになったり痛みや熱を伴ったりする場合もあります。
だからと言って必ずしも乳がんであるとは限りませんが、専門医に相談して判断をあおぐようにしましょう。

 

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